Posted by Motoki
こんちわ。おひさしぶりっすが基樹です。
やっとのこと、退院しました。術後3日目で松葉杖使っても歩くと傷口からジンわり血がでますホントに(笑)。
でも大丈夫。鉄人だから。
↑訳わかりません。先生の言うことを聞かずに退院しました笑
そんなこんなで怒涛のスピード退院でしたが、健康すぎて病院とは無関係の皆々様に、万が一入院したときに役立つ経験的アドヴァイス&注意点をちょびっとだけお教えしましょう。
★注意1) トイレのボタントイレのボタンには注意してください!!病院のトイレではだいたいこんな感じで便器の脇にボタンが設置されています。
入院生活は監視されています。交代で看護婦さんたちが入れ替わり立ち替わりで患者さんの世話をします。ずっと見られています。そんな落ち着かない生活の中、ボクは落ち着ける一人だけの空間を見つけました。そう、トイレです。
ボクはトイレに入り、自由の許されたこの空間―Toilet―でスカッと用を済ましました。
ホッと一息いれ…
後始末の“流し”のボタンと思さないと、と思ってウォッシュボタンを押しました。
…そしたらナントその2秒後!
「どうしました?」って看護婦さんがいきなり入ってきて…
もうなんのそのって。 どうやら油断したためか一番ハデで便器の脇にあるオレンジのボタンを押してしまったようです。「たまたま近くにいて、呼び鈴に気づいたから」とは言え、ボタンを押して2秒後くらいに勢いよくドア開くんだから、こっちだってまだ人に会う準備できてないっつーの!って感じです。
と思いつつ、間違ったのはボクなのですが…。反省しました。
皆さんは気をつけてくださいね。
★注意2) 自分のケツは自分が一番良くわかってる手術の前は1日間メシ食えません。これは麻酔をかけることで胃の運動なども抑制されます。このため胃内になにか食べ物が入っていると体はこの事態を異常事態と認識し、麻酔後に極度の嘔吐感や頭痛をもたらしてしまうからです。
また大腸にウンコが入っていても、麻酔をかけ胃腸運動や筋収縮が停止すると肛門からスッとでてきてしまいます。さりげなく出てきてもそのニオイは隠せません。手術者はその強烈なニオイにやられてオペするテンションはガタ落ちとなります。
そんな感じで手術前は胃や腸管の中身はカラっぽにしたいわけで、一日の絶食と術前の浣腸は患者の義務となります。
手術日の当日に看護婦さんは浣腸セットを持ってボクのところにやってきました。
いきなり…
「よし、アオキさん今から浣腸やるよ~心の準備はいい?」っていう看護婦さん。
ボクは「あっ、浣腸は自分でできるんで大丈夫です。」って言うと…
「ダ~メ、浣腸は私の仕事なの!」と看護婦がダダを捏ねます。
しばらくやりあって、ラチあかないのでボクは「大丈夫、自分のケツのことくらい自分でさせてくれ、マジ頼むから」と頼み込むと看護婦はボクへの浣腸を諦めて自分でする許可をくれました。
…よかった。
んで、浣腸浣腸は黄色のストッパーのところまでケツ穴に差し込み、暖められた液体(グリセリン希釈液など)をほぼ全量注入します。ちょっと腹痛を感じたら…その後ドバっっとでてきます。
これを若い看護婦さんにされる…なんて想像したら
…恐ろしい…
くれぐれも浣腸は自分でやりましょう。看護婦の中には浣腸をやりたがる人もいるようです(実話)
★注意3) チンクダは仕方のないこと。でもサイズを考えてくれ。
男性の皆さん。これは本当にやばいです。手術時間が長くなることが予想される場合や、病院の方針によっては手術中の患者さんの膀胱へのダメージを減らすべく尿道カテーテルを挿入されます。ボクはこれを『チンクダ(管)』と呼んでいます。このチンクダ、だいたい若い女の子が挿入します。ボクは3回、チンクダ経験があります(皆ボクより若い女性)。経験は豊富です。
チンクダは術後になってカラダがある程度いうことを聞くようになってくると外されます。もちろん看護婦さんに。
このクダは男も女も入れられるときは入れられますが、男は尿道が長いためそのダメージは女性の数倍です。しかもチンクダを入れる看護婦は女性なので、この痛みをなかなか理解してくれず、
「あんた、オトコなのに大袈裟だね!シャキっとしないと!」
とかなんとか言われたあげく、悲鳴をあげる俺を横目にシュっとチンクダを抜き去ります。
抜いてビックリ、そのチンクダの太いこと太いこと。
エンピツくらいの太さは余裕でありました。その図太いチンクダで尿道がギリギリいっぱいまで広げられ、勢いよく抜かれるわけですから…
出血します。 チンクダにも血が少しついてます。
その後2日間くらいはシッコするのも涙涙です。血混じるしさ…。
染みるし、いてぇよ、何より
どうやらチンクダにはサイズがあるらしく、俺のチンクダは太いやつだったそうです。
サイズみりゃそのクダのサイズがあってねーってことくれーわかれ!!
…って感じです。
皆さん(特に男)も、チンクダの可能性がある人は太いのを入れられないように気をつけて下さい。
注意4) 髄内ピンはもう…骨の中って実は血液の素(ゼリー)がつまっているんです。つまり、この部分は骨じゃありません。その構造的特性を利用した骨折の固定方法がこれ、なにやら長いピン、小指と同じくらい太いです、これを骨の中に埋め込みます。
今回は右足と左足の骨折固定用の金物を取り除くオペだったんですが、結構ツラいです。
もう手術は二度としたくありません。
でも入院のお祝いに髄内ピンはもらってきました。
去年の2月5日から約1年とちょっとたちました。アシの傷もまだまだ残りそうですが、とりあえずメンドクサイことはひとまずすべて終了したことになります。
ホント、よかったよかった。
たった3日しか入院しとらんかったし、入院日もわりかしシークレットにしてたのに見舞いに来てくれた人たちがいました。
ありがとう!
鉄人・A・モトキは「鉄」が取り去られタダのモトキになってしまいましたが、これからも~よろしゅー!!
チョス!
2 件のコメント:
やっぱり、大変やったみたいやね。でも、とりあえずはこれである程度は終わったんやろうし、無事にといえるのかはわからんけど、お疲れ様でした。
それにしても、髄内ピンが尿カテにみえて、最初ビックリしたよ(笑)
まあ、なんにしてもこれでMOTOKIを取り巻くシガラミがひとつ無くなってよかった。
一つだけ言わせてもらうなら、MOTOKIは鉄が抜かれても「鉄人」やから(笑)
退院おめでとう!!
BY TEPPEI
いや~ まだチンクダのせいでシッコするときややしみるわ…。 思いっきし出せずにチョビチョビ出す感じで…
いやー髄内ピンを尿カテと間違えられて入れられたら泣くわ。想像すると涙でてくる…
とりあえず退院しました!ありがとう!
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